“aussehen”眼差し
「あなたから眼をそむけたとしても、あなたは、このことを理由にして
眼と眼差しとを動かすことはありません。」
― ニコラウス・クザーヌス ―
クザーヌスは、 神様のことをあなたと呼び掛けていますが
わたしには、単純に神様だけなのかと感じてしまいます。
いろいろ、含まれているようで。
最近、感じることがあります。
子どもは、親に対して、 眼と眼差しとを動かすことは
ありえないのかもしれません。
かつて、私も子どもでしたが、すぐにおもいだせません。
しかし、親への気持ちを思い出すと、
クザーヌスの言葉は何となくですが
見えてきます。
それは、卒園や退所した子どもたちとの関わりでも感じます。
少し、時間や距離に余裕ができたからでしょうか。
“眼差し”で、もうひとつ
「あなたが私を見つめてくださらないということは、
私があなたを見つめることがなく
むしろ、あなたを拒否し、侮っているゆえなのです。」
― ニコラウス・クザーヌス ―
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