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過日水客綴 寛容は“土”    La tolerancia es“Tierra”

20年位前、ほんの何週間のお付き合い
ネパールの男性A氏、カトマンズで施設を運営している方でした。

寛容は“土”、大地の香り

今、振り返るとあの時 A氏に感じた 香り、雰囲気は、
生きるものを育む大地を連想させるものだったと思います。
失礼ですが、豊かな土壌ではありませんが、包み込む姿

覚えたての「ナマステ」で合掌を交わしたこと
A氏 との出会いでした。

A氏 は、日本で住んでいるネパールの方と待ち合わせに
日本が使える方が帰られるまでは、まだ、なんとか。が、そのあと
何とか見つけた簡易なネパール語辞典と
つたないレベルの英語で ドンガラガッシャン

色んなことを話しました。

きっかけは…。でも、そのあと、どう捉える?受け入れる?

ネパールに帰られる2日位前に日本人の支援者が来られて
ようやく、まともな情報交換。
支援者の話によると施設というよりも
A氏 、個人が受け入れている感じでした。
本職は教員、他にも仕事していてその収入を
活動に充てていた。
イギリスや日本の支援者から援助があり、潤沢ではないが
活動していると。
そもそも、 A氏 は、日本に来たいというのもあったが
来日の目的は、 最初に会ったもうひとりのネパールの方にあった。
その方は、奥さんを日本に呼びたがった。
A氏 が社会的信用のある方なので、
奥さんを連れて来てもらうことにしたが、何かの事情で許可されなかった。
A氏 は、日本行きをやめようとしたが、奥さんにこんな機会はないと
説得されての経緯でした。
きっかけは、良いものではなかったが、結果として
良縁に恵まれたと語っていたと記憶しています。

今、また、蘇る光景

これから旅立つ青年とのかかわりから
20年前の光景が思い出されます。
その後、どう捉える?受け入れる?
また、あの時を復習するときかもしれません。

年齢だけは、当時のA氏に近づき、1人前のフリして
話せるようになりましたが …
シチュエーションだけは、 かつてのA氏と私に

2人の時に
キミは恵まれた環境にある。電気もガスもある。自動車も運転できる。
なにより若い。色んなに進んで行きなさい。と
いつか、カトマンズへ
そんなニュアンスだったと思います。
まだ、 カトマンズには、行ってません。

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