過日水客綴 素直さは“青” La honestidad es “azul”
仕事の先輩ではなく、人生の先輩の話
この方も今は、縁遠くなりました。
実に素直な方、どんなことにも素直だから、
社会一般的には、困った人かもしれない。
南国から来た酔いどれの放浪画家
私には、実際の山下清ではなく、
芦屋雁之助が演じた
作品のキャラクターとしての山下清に近いかな。
素直さは“青”
ひょんなことから絵を描くことになり
教えてもらうことに。
“白”sさんのように、丁寧に教えてもらいました。
基本は、見たまま、感じたままに表現する。
上手、下手ではなく、声が掛かるのは
「それは、キミが本当に見たことを描いてますか?」
「実際の物をもう一度見て」
「見る順番がちがうよ。細かい点にこだわり過ぎて、
バランスが悪い。ウソになっている。」
油絵でした。
初めて色で表現したのは、空でした。
色んなことが上手くいってないと思っていたあの頃
酔いどれ先生は、酒代を削って
絵画の基本が記載された本を一冊プレゼントしてくれました。
もちろん、授業料は、高くつきましたが
(その代わり、2人で、陽気に朗らかに 千鳥足)
短い月日でした。
きっと絵を描くことだけじゃなく、他にも活かされると
そういえば
保育園の頃、同じことがありました。お絵描きの時間
確か大きな木を描いていたと思います。
クラスの先生が私を教室から連れ出し、
「もう一度、木を見てごらん」
たくさんの色にあふれていることを教えられた
記憶がよぎりました。夜霧よ今夜も有難う。
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